保存 作詞:翔 作曲:青山 シオ 歌い手:霞月 葵 たとえばひとつ ゆっくりくり抜いた丸い空 欠けない月、から たとえばふたつ 誰にも聞こえない小さな音が たたんと僕の硝子を叩く 「手をかざして触れてみよう」 そっと指伸ばすけど つくりものの箱庭 冷たい硬さ いつからか笑えない 親指と4本の指からこぼれたものが何か まだ気付けない (どうして 頬が 濡れている?) 世界の裏と向こうで亡くした彼(か)の地の果て求めきっと手を伸ばす だから だけど 2回目からはずっと指を交わしていよう 小指よりも 心臓(こころ)に繋がる薬指離さない だから だけど…… 「ただそれでもいつの間にか」 すり抜けて消えていく くすんでいく静けさ 冷たい脆さ いつからか聞こえない すくった手のひらの隙間へ落とした時がいつか 思い出せない (どうして 胸が 痛み出す?) 一度目に亡くしたあとその重さに気付いた、ことにやっと気付いたから だから だけど 2回目からはずっと涙重ねていよう 終焉(とき)が来ても もう失わないと誓って解(ほど)かない だから だけど…… だから だから……